僧帽弁閉鎖不全症                                           (Mitral valve Regurgitation : MR )

▶動物心臓病センター(白石動物病院内)ではMRの犬に対して僧帽弁形成術を行っています。手術のメリットとしては心臓病の症状をなくしたり、薬を休薬または減量などがあります。利尿剤による弊害などもなくなり、動物の生活の質を上げることができます。この病気はヒトでは基本的に手術によって治療します。弁が壊れている病気ですので薬で緩和させることはできても根本的な治療は外科手術しかありません。当施設で最も多くご依頼いただいているのも僧帽弁形成術(mitral valve repair, mitral valve plasty)となっていおり、手術成績も安定しております。手術は待てないことも多く可能な限り早く対応しております。まずは、ご相談ください。

▶手術成績

  • 2016年の小型犬の成績は96%となっております(退院率)。

▶費用

  • 術前検査費用:5-7万円程度(紹介いただいた病院で実施していただく場合もあります)。手術を安全に実施するために費用です。
  • 手術費用:100-130万円(税別)程かかります(入院費用、入院中検査費用、手術費用、術後1カ月までの投薬の総額費用)。
  • 術後の検診費用:当施設では術後1、2、3、6、12カ月の検診を推奨しています。その患者さんによって検査費用が変わります(1-3万円程度)。

▶リスク

  • 手術にはリスクを伴います。特に重症のACVIMガイドラインのステージD(末期心不全)に関しては栄養状態が悪く、腎不全を合併している場合には術後に悪化する可能性があります。

 

※年齢やすでに併発している合併症に治療成績は影響を受けるため、手術に関しては直接お話させていただきます。

※提示している費用を超えることは少ないですが、手術の説明時に詳細にお話します。

 

 

 

▶手術前の心臓エコー検査です。

 

▶画面右下に向かって血液が逆流しています。

 

▶手術1ヶ月後の心臓エコー検査です。

 

▶明らかに逆流が減少しました。

 

▶腎臓に負担のかかる利尿剤を止める事ができました。